アドレナリンについて
アドレナリンと言う言葉を耳にしたことのある方は多いのではないでしょうか？よく、運動しているときなど、興奮状態にあるときにスポーツ選手などが「アドレナリンが出てきたぞ！」というような言葉を口にしているかと思います。
そもそも、アドレナリンとは副腎髄質と呼ばれる場所から分泌されるホルモンで、神経伝達物質の１つなのですが、これは血糖量の調節を行う役割を果たしています。また、心臓の働きを強めることで血圧を上げたり、心拍数を増加したりといった作用があるのです。アドレナリンが分泌されると興奮状態になると言うイメージがありますが、つまりは血圧や心拍数がどんどん上がっていくこと、それが本来の作用と言えます。実は、アドレナリンは医療の舞台でも治療薬として使われます。例えば、心臓が停止したときや気管支喘息の発作がでたときなのです。ただし、動悸や高血圧、頭痛などの副作用もあるため、仕様の際には注意が必要となります。
